アイテム番号: SCP-040-aigis
オブジェクトクラス: Safe
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収容以前のSCP-040-aigis |
特別収容プロトコル: SCP-040-aigisは、SCP-040-aigisに覆いかぶせるように立てられた収容棟内部に収容されています。収容棟はサイト-1182の管轄に置かれています。
収容棟に入った際は、決してSCP-040-aigisの内部を視認しない様にしてください。もしSCP-040-aigis内部を見る必要がある場合は、必ずカメラを通して確認し、直接肉眼で視認しないようにしてください。
直接見る必要がある場合のみ、Dクラス鬼刃衆に視認させてください。曝露した鬼刃衆とのコミュニケーションはせず、此方から一方的に指示を与える迄に留めてください。
説明: SCP-040-aigisは、██県の██町にある城門です。木造で都市防衛拠点としてではなく、都の正面を装飾するための建築だった考えられます。
元々この城門は、史跡として立ち入ることができませんでしたが、
[編集済]により収容に至りました。
【警告:以下の文章は対ミーム予防措置無しの閲覧が禁止されました。担当者は必ず魔神の骨片を服用してください】
解除
この城門の中を人間が覗き込むと、対象は激しく動揺し、
「あてなの?」と報告します。更に対象はこの"あてが居る"という観念に、以降強く執着する事になります。
この影響は写真や映像では発生せず、肉眼で直接城門内部を視認した場合のみ発生します。なおカメラ映像では、前述の櫓の様子が映し出されるされるのみで、確認されていません。
曝露した対象は全ての
酒呑童子の娘 鬼刃姫に対する認識が歪められます。
曝露した被験者へのインタビューでは、鬼刃姫は髪の毛の生えたイエネコのような姿に落書きのような目と口が付いた生き物に見え、どの方向から見てもこちらを真っ直ぐ見つめてくる様に見えると報告されています。
また、全身をピンク色の毛に覆われた着ぐるみの様な姿に見えるとの報告も残されています。
さらに、曝露した対象は数日〜数週間の間に、「あ」、「て」が並んだ文字列を目視した時に過剰に反応し始め、常にこの"あて"の存在を気にする様になります。
あてはこのような見た目でした。
[データ削除済]
また、曝露した対象は「"あて"が居る」という観念を他者に積極的に伝えようとします。ある程度この観念を理解した人間は、最初に曝露した対象と同様の反応及び認識異常を被る事になります。
どの程度話を聞けばそうなるのか、それとも何かトリガーとなるワードが存在するのかはわかっていませんが、これはあてです
あてはいます。いますその観念を伝えるのに必要な媒体は特に制限は無く、発話・文章・映像・絵画など、あらゆる媒体でも効果があります。
その為曝露した対象自体に異常性があるのではなく、この"あて"はそこに居ます観念その物にミーム的効果があると推測されています(担当者は文書「[編集済]」を参照してください)。います。
この観念伝達の為の行動は極めて自然な物を装う為、曝露最初期の動揺を抜けた後では、対象が曝露して影響下にあるかどうか判断する事は困難です。あてでした
よろしくおねがいします